「風になりたい」60代は第2思春期

人生カウントアップ!さていくつまで数えられるか!?

三田寛子さんが人生第一思春期の思い出を蘇らせてくれました。

今日も朝から引きこもり生活です。となると、どうしてもYou Tubeの視聴時間が長くなっていけません。ただ最近、60代でもできるストレッチ&筋トレの動画も充実していて、画面を見ながら体を動かすことができるので、重宝しています。さて、次の動画は…なんか面白そうなものはないかな?とスクロールしていたら、80年代の懐かCMというのがありました。「あの頃は若かったよな」日付をまたいで飲んでも、平気で職場にいけてたし…アッ、今はだめですよ…酒気帯びで逮捕されます。クリックして流していると、某有名家電メーカーの作ったワープロのCMが流れてきました。「誰?このカワイイ娘」三田寛子だ…そうだこの頃、職場ではワープロがそろそろ登場し始めてましたね…私も印字ドットが24から32いや36だったかな?になった頃、ワープロに手を出した記憶があります。そんな思い出が、またまた中学校の国語の時間の思い出を引っ張り出してきました。
国語の授業の最も嫌な部分、漢字学習…部首、訓で意味を捉え、同訓の漢字があれば、その細かい意味の違いを指摘させられ、音を確認したら、熟語調べさせられる…ここからが最も嫌な部分で、書き出した熟語を繰り返し書かなくてはならない…修行です…私は心情がそのまま顔に出るタイプだったので、教師の格好のダメ出しに使われていました。ただ、このときは、いつもと違いこの国語教師はこんな話をはじめました。「お前らタイプライターって知ってるよな。」知ってる知ってる。オリベッティーの赤いタイプライター…姉が無性に欲しがっていたやつ…「あれはただ活字を打つだけだが、お前らが大人になる頃には、カナで印字すると、必要に応じて漢字に書き換えてくれる機械が登場しているかもしれない」「だが、残念ながら、今お前達がやっている勉強をやらなくてもいいと言うことではない」「機械によって便利にはなるだろうが…」話の途中で急に「〇〇、『駅で運賃のセイサンをする』の『セイサン』どう書く?」指名されたものは溜まったものではない。黙々と手を動かさなければならないが、さりとて、教師の話を全く聞いていませんという態度もとりにくい…指された生徒は「多分ですが…さんずいに…」そこまで言い終わるか終わらないかで、直上から軽くゲンコが落ちてくる。「水に流しちゃ、戻るお金も帰ってこんぞ」…なるほど、うまいこと言うね…
とまあ、先生が僕らにワープロの出現を予言した場面が蘇ってきたわけです。この話には、さらにおまけがあって、漢字に続いて嫌だった文法にも話が及び、機械にどう文法を理解させるか…今それが一番の問題になっている…というもので、要は漢字も文法もしっかり勉強しろよ…でないとこれからの世の中の変化についていけないよ…というお話でした。
ただ、残念ながら、今となってみれば、みなさんご存知の通り、機械が理解できる文法を作ったのは、国文法学者を始めとする文系人間ではなく、理系人間が編み出してくれたものでしたが…
それにしても、三田寛子、かわいかったなあ…斎藤由貴も出てました…