「風になりたい」60代は第2思春期

人生カウントアップ!さていくつまで数えられるか!?

暖かな日差しに包まれ、まったりタイムを過ごす幸せ…

街は、登校、出勤の慌ただしい時を過ぎ、快晴の空をセスナが一機、横切っていきます。
そういえば、若い時、航空写真を撮るカメラマンに連れられ、セスナに乗ったことがあったな…
カメラマンに「いっしょに乗ってみる?」と言われ、「ぜひ!」と勢いよく答え、飛行場までやってきた…
まずは、万が一のために保険をかける…
この時点で、小心者の私は、少し後悔していた…ジェットコースターだって、怖くて乗れんのに、飛行機だなんて…
カメラマンは、手際よく手続きを済ませ、パイロットと打ち合わせ…
「行くよ!」と声をかけられ、ついていく私の顔から表情は消えていたと思う…
いよいよセスナに乗り込み、唖然…床が抜けている…
「どう?結構スリルあるじゃろ」と声をかけられるが、私の体は固まったまま…考える間もなく、セスナは滑走路を走り出し、あっという間に舞い上がる…
高度3000mまで来ると、眼下の景色に心を奪われ、恐怖は吹き飛んでいた…
と、その時、「じゃ、撮りま〜す」
カメラマンの声で、パイロットはエンジンを止めた!…
「ここから、滑空しながら、写真、攝ってくよ」と、カメラマンは床の穴から、写真を撮っていく…
滑空、旋回しながら、セスナは高度を下げていき、500mまできたとき、パイロットは再びエンジンをかけ高度を上げる…
「よし、終わりだ」
カメラマンの声で、セスナは飛行場へ戻っていった…

いい体験させてもらったな…
あれで、普通に飛行機に乗れるようになったんだよね…

セスナが一機、また空を横切っていく…
暖かな日差しに包まれた今日のベランダまったりタイムでした。