朝食の後の歯磨き中、またまた歯がポロリ…困ったもんだぁ…
折悪しく、本日、また相方の病院の日…
とりあえず、朝ドラ済んだところで、歯医者に電話すると
「9時に来て」
ただ、10時に処置が終わるかどうかは、実際見てみないとわからないということで、夕方に処置してもらうことに…まっ、幸い今日は奥歯なのでなんとか凌げそう…
さて、最近、ネット上では、2024年、2025年、2030年、2032年などなど、悪しき終末予言が乱立しておりますが、一体何回、世界が破滅すれば気が済むんでしょうか…
で、今日は、もし南海トラフ地震が起きたら、その後、この街はどうなるんだろうと、妄想してみた…
あの日は、予言通りにやってきたのでした…
そして、富岳が予想したとおり、日本の太平洋沿岸、瀬戸内の臨海部は、一つの例外もなく津波にのみ込まれ、多くの人命が失われた…
もはや、この国に、この未曾有の大災害から立ち上がる力はなかった…
戦後の復興、高度成長を支え続けた臨海部の都市は全滅…
津波にのまれた町の復興など、とても考えられない…残されたものは、途方に暮れるしかなかった…
そんな中、吉備高原に、日本の復興を信じて、立ち上がろうとする町があった…
「今こそ、”吉備高原都市構想”を思い出して、実行する時ではないか…」
震災後、県庁を、ここ吉備高原都市に移した県知事は、言った…
「幸い、17km離れた空港は機能している…ベンチャーのドローンも使える…」
「この町は、決して孤立などしてはいない」
「まず、広島と伊丹を空路で結び、その間の物流を確保するために、50km間隔で、山間部に中継基地を作り、ドローンでつなぐ…」
この檄を聞いた県庁職員は、疲れ果てた身体を起こし、顔を上げた…
「よ~し、やれることは、なんでもやる」
「海を失ったが、俺たちは、この山の中でも、マグロが育てられるんだぁ」
こうして、吉備高原都市を中心に、近隣の山間部の都市がネットワークで結ばれ、
新たな経済圏を築き始めた…
津波の難を逃れた、山間部の中核都市のインフラを生かして、新たに工場が誘致されてくる…
もう臨海部の復興に割ける金などない…貴重な資金を新たな国作りに優先してつぎ込むしか道はなかった…