「風になりたい」60代は第2思春期

人生カウントアップ!さていくつまで数えられるか!?

近未来妄想「2025年7月5日、あの日から…」

朝食の後の歯磨き中、またまた歯がポロリ…困ったもんだぁ…

折悪しく、本日、また相方の病院の日…

とりあえず、朝ドラ済んだところで、歯医者に電話すると

「9時に来て」

ただ、10時に処置が終わるかどうかは、実際見てみないとわからないということで、夕方に処置してもらうことに…まっ、幸い今日は奥歯なのでなんとか凌げそう…

さて、最近、ネット上では、2024年、2025年、2030年、2032年などなど、悪しき終末予言が乱立しておりますが、一体何回、世界が破滅すれば気が済むんでしょうか…

で、今日は、もし南海トラフ地震が起きたら、その後、この街はどうなるんだろうと、妄想してみた…

 

あの日は、予言通りにやってきたのでした…

そして、富岳が予想したとおり、日本の太平洋沿岸、瀬戸内の臨海部は、一つの例外もなく津波にのみ込まれ、多くの人命が失われた…

もはや、この国に、この未曾有の大災害から立ち上がる力はなかった…

戦後の復興、高度成長を支え続けた臨海部の都市は全滅…

津波にのまれた町の復興など、とても考えられない…残されたものは、途方に暮れるしかなかった…

そんな中、吉備高原に、日本の復興を信じて、立ち上がろうとする町があった…

「今こそ、”吉備高原都市構想”を思い出して、実行する時ではないか…」

震災後、県庁を、ここ吉備高原都市に移した県知事は、言った…

「幸い、17km離れた空港は機能している…ベンチャーのドローンも使える…」

「この町は、決して孤立などしてはいない」

「まず、広島と伊丹を空路で結び、その間の物流を確保するために、50km間隔で、山間部に中継基地を作り、ドローンでつなぐ…」

この檄を聞いた県庁職員は、疲れ果てた身体を起こし、顔を上げた…

「よ~し、やれることは、なんでもやる」

「海を失ったが、俺たちは、この山の中でも、マグロが育てられるんだぁ」

こうして、吉備高原都市を中心に、近隣の山間部の都市がネットワークで結ばれ、

新たな経済圏を築き始めた…

津波の難を逃れた、山間部の中核都市のインフラを生かして、新たに工場が誘致されてくる…

もう臨海部の復興に割ける金などない…貴重な資金を新たな国作りに優先してつぎ込むしか道はなかった…