大きな帆を立てて あなたの手を引いて
荒れ狂う波にもまれ 今すぐ風になりたい
天国じゃなくても 楽園じゃなくても
あなたに会えた幸せ 風になりたい
何ひとついいこと なかったこの町に
沈みゆく太陽 追い越してみたい
生まれてきたことを 幸せに感じる
かっこ悪くたっていい あなたと風になりたい
何ひとついいこと なかったこの町に
涙降らす雲を 突き抜けてみたい
天国じゃなくても 楽園じゃなくても
あなたの手のぬくもりを 感じて風になりたい
天国じゃなくても 楽園じゃなくても
あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい
新聞配達の途中、流れるこの曲、なんとも軽快な気分になり、気持ちよく配達ができます。ただ、歌の心は、ちょっぴり切ないです。
何ひとついいことがなかったこの町で、出会ったあなた…それが歌の主人公にとっての唯一の幸せだった。
しみじみ来るのは、このフレーズ、「沈みゆく太陽を追い越してみたい」
まさに60代の心境…追い越すなんて、タイムマシンでもなけりゃ、ムリ…でもそんな思いに駆られるときがある…
やっぱり、60代は第二の思春期か?