昨日のバッテリー上がりに続けて、トイレの電球切れ…仕事前に用を足しておこうと、トイレに入ったが、目の前に暗闇が広がるばかり…「ついに切れたか」家を建てて以来、一度も交換せず、トイレを照らし続けてくれた電球もついに寿命を迎えた。
バイクを走らせながら、電球切れのことを考えていたら、10年前の、実家の蛍光灯を替えた思い出が蘇ってきた。
休みの日にふらっと立ち寄った際、母が出てきて「いいところに来た」と言われ、台所に導かれ、「切れてしもうたんよ」というなり、新しい蛍光灯を差し出します。父は「わしは、せんぞ」と言わんばかりに、椅子に座ったまま「頼まあ」…
私は、笑いながら蛍光灯を受け取り、蛍光灯のカバーを外し3本の蛍光灯を取り替えた…
その時、母が「ここの蛍光灯取り替えるのも最後じゃな」と、ポツリと言った…
私もいつか、そんなことをつぶやく日が来るんだよね…ふ～と息を一息吐いて、バイクを走らせる。
新聞配達も終わりに差し掛かったところで、前方に赤いパトランプの点滅が見える…バイクのスピードを落として近づくと、パトカーの後ろに消防署の作業車や電力会社の車も来ている…
「なんだろう」と思って、徐行していくと、信号が切れている…「停電か?」…「それにしちゃ、コンビニは赤々と電気がついている」…信号だけがついていない妙な場面に出くわした。
やけに続くな、上がったり、切れたり…
