「風になりたい」60代は第2思春期

人生カウントアップ!さていくつまで数えられるか!?

「文化の日」なので、読書でも…

主人公は行き詰まっていた。同じパターンが果てしなく繰り返される日常、この繰り返しの果てに何が待っているのか…
なるほど…
自分にこれ程、思い悩んだことがあっただろうか?…ただ、時が経ち忘れてしまったのかもしれない。
ほんの5年前まで、自分にもこの心が麻痺するような日常が、繰り返されていたはずなのだが…
だけど…覚えていることもある。
この日常の繰り返しにも、必ず終わりがやってくる…終わったあと、自分は何をして
どうやっていきていくのだろう?
終わるのに、努力はいらない。定年という時限がある。それまで余計なことを考えず、慣れきった日常を繰り返すか…
そう考えていた。
60近くにもなれば、「日常の繰り返しの先に何が待っているのか」なんて、悩む必要もない…が、若い主人公からすれば、その果てに心躍らせる何かが待っていてほしいのだ。希望が欲しいのだ…しかし、抱いた希望は、繰り返される日常に打ち砕かれる…
いやぁ、重いな…
um…だからこそのコンビニスイーツなのだな、きっと。
そう軽くいなしておいて、第2思春期の60代にはまたそれなりの課題もある…繰り返される日常を自分でコーディネートすること。そして、その繰り返しの果てにあるはずの「この星からの別れ」…