Yahoo!ニュースを見てたら、”健康診断”について、ちょっと気になる話が…
タイトルは「『健康診断の数値』を気にする50代が失うもの」…
まっ、もう50代ではないんだけど…
で、その内容は、手っ取り早く言うと、
「健康診断の数値を見て、積極的に正常値に戻そうとする努力が、寿命を縮めるよ」
っていうもの…
アメリカの国立衛生研究所の下部組織の研究が、糖尿病患者1万人を2つのグループに分けて1つは標準療法、もう1つのグループには強化療法を試みたんだそうだ…
「強化療法群」は、日本の健康診断の基準、ヘモグロビンAlcを正常値の6・0%以下に抑える積極的治療を行うグループ…「標準療法群」は7%~7・9%に抑える緩めの療法…
さて、3年半後の結果はというと、「強化療法群」のほうが「標準療法群」より死亡率が高かった…っていうもの
で、
「数値より まずは身体と じっくり対話 すぐに薬は 寿命縮める」
となるわけです…
自分も血圧の数値を気にして、クリニック通いを始めたんですが…
薬を処方されても、まったく数値に変化が見られないってんで、ドクターに聞いたことがあるんですが、その答えが…
「せえくれーでええ…」
「急激に正常値に下げて、ふらついたんじゃどうしようもねーじゃろ…」
「自分の身体のことは、自分に聞く…これが一番」
「ちーと高うても、調子がええんなら、それがあんたの正常値…」
なるほどねぇ…
大体、医師によって言うことが違うらしい…
循環器では、LDLコレステロールが増えすぎると血管壁に入りこんで動脈硬化の原因になる…
免疫学では、コレステロール値が高い人のほうが免疫力が高い…
老年医学では、コレステロール値の高い人のほうが男性ホルモンが多いため、齢を取っても活性が高い…
正解は、数値が高かろうが、低かろうが、自分の身体が調子いいと言ってるならば、それが正常値!!!あくまでも、自分の体調が基準…ってことを忘れてはいけんのんらしい…
さあ、今日は、あさイチでクリニック…
ドクターの「せえくれーでええ…」っていう声を聞きに行きましょう…