「風になりたい」60代は第2思春期

人生カウントアップ!さていくつまで数えられるか!?

もんたよしのりさん逝く…

今日の朝一ニュースは、もんたよしのりさんの訃報…
大動脈解離 72歳…谷村新司さんと同世代なんですね
「ダンシングオールナイト」がヒットしたのは、まだ仕事が何であるのかも分かってない駆け出しの頃…40年以上前のことだが、昨日のことのように思い出される…
認識不足で失敗した時の苦い思い出やたまにうまく事が運んだ時の思い出やら…
年代的に、駆け出しの頃、散々迷惑をかけながらも面倒見てくれた心優しき世代の方たちが、どんどん旅立って行かれる…もう僕らも終わりの時を考えんわけにはいかんようだ…
折しも、今日未明の「ラジオ深夜便」は、石川啄木の絶望名言…
「人といふ人の心に 一人づつ囚人がいて うめくかなしさ」
石川啄木は、決して人があらわにすることのなかった「心の中の囚人のうめき」を言葉にし続けた人であった…それ故、「なんてやつだ、こいつは…」などという批判にさらされることもあるのだが、「それはあなたの心の中にもあるでしょ…」と
昔、よく立場に立ってものを言え…って言われた…
言いにくいことではあっても、それを言わなければならない立場にあることを自覚せよ…ってことなんだが…そのことに葛藤があるうちが人としての花の時期…いつの間にか、とらわれた心は、その姿を消していく…うめき声さえ聞こえてこなくなる…
40年以上前に聞いた歌は、見失った囚人のうめきを呼び起こしてくれるようだ…
その歌い手が、どんどん去って逝く…それが今さみしい

追伸:今朝の「おはよう中国」で「ためしてガッテン」の司会をやってた小野文惠アナを久しぶりに見ました…なんだかうれしかったのでした…