「風になりたい」60代は第2思春期

人生カウントアップ!さていくつまで数えられるか!?

ハナミズキ

先日から、もう咲くよという気配だけ漂わせ、足踏みしてたハナミズキが、やっと花開いてきました…桜や木蓮は早かったけど、ハナミズキの開花は去年とほぼ同じ…あっという間に夏がくるねぇ…

ハナミズキ」といえば、一青窈さん…
初めて聞いたのは、朝のTV番組でだったかな…
その時は、聞き流したんだけど、頻繁に彼女の歌が流れるようになって、じっくりと歌詞を読んだら、柄にもなく涙が溢れそうになった…でも、奥歯を噛み締め、涙をこらえながら、何度も聴き直したのを覚えてる…こんな思い出が甦ってきたのも、先日他界された坂本龍一さんの油の乗り切っていた頃のVTRを、見たからだった…9.11のテロを受け、「非戦」アピールをする彼の姿があった…
当時、一部のアーティストに共有され、表現された「非戦」の主張の一つが、一青窈さんの「ハナミズキ」だったんだと、今頃になって、知ることになった…
あの頃、何考えてたんだろ…おそらく、仕事に追われ、目の前の案件を捌くのに必死で、ニュースは耳にするが、何も考えてなかったんだろうなと思う…

僕の我慢がいつか実を結び、果てない波がちゃんと止まりますように
僕から気持ちは重すぎて、一緒に渡るには、きっと船が沈んじゃう
〈だから〉
どうぞゆきなさい、お先にゆきなさい
待たなくてもいいよ、知らなくてもいいよ
〈それより〉
君と好きな人が、百年続きますように…
〈と僕は願う〉〈百年の報復の連鎖が続くよりも…〉
日本で、平々凡々と生きていた僕には、「ハナミズキ」を初めて聞いたとき、この重い思いは届いてはいなかった…それが、くり返し聞いてるうちに、心に響いた…