「風になりたい」60代は第2思春期

人生カウントアップ!さていくつまで数えられるか!?

今日は「人間ドックの日」…なので、体験談を一つ

新聞配達で立ち寄るタワマンEVのモニターに出てくる「今日は何の日」では、今日は「ローリング・ストーンズの日」らしい…だが、「人間ドックの日」でもあるようだ…

集英社オンラインからの切抜き…
記事に「人間ドックを制した者が、人生後半の健康生活を制す」とあった…

経験上、まさしくそのとおりだと思う…あの時あのタイミングで、癌を見つけてもらえなかったら…手術は、もう少し仕事が落ち着いてからという言葉に頷いていたら…今振り返っても、分岐点が幾つも思い浮かぶ…
術後の検査で、処置した癌が、「スキルス癌」だとわかったのである…
「スキルス胃癌」は、完全に取り除くことができれば、完治の可能性はあるが、その確率は10%を切ると言われている…粘膜下に浸潤していき、体中に転移していく厄介な癌だ…
この初期のうちは殆ど目立たない厄介な奴を、人間ドックの内視鏡検査で見つけてもらった…
手術をしてくれた医師も「これ、よく見つけたなぁ…」と言うほどの初期の癌だったので、幸い今命がある…ただ、仕事が落ち着いてからでは、遅かったわけだ…
人間ドックの内視鏡検査は、ドックに特化した病院で、毎日内視鏡を覗いている医師の目が、ものをいう…実際、私は、その医師の目に助けられたのである…
様子を見ながら、退職を待って…などと言ってたら、助かる命も助からない…
人生、決断がだいじだとつくづく思う…
すべてを投げ出しても、命が助かるなら、後でなんとでもなる…あえて付け加えるなら、50半ばまで生き延びたなら、掛け捨ての癌保険に入っておくことかな…人間ドックで癌が見つかる可能性は高くなる…入っていれば、仕事が落ち着いたらとか、様子を見ながら退職まではと、決断を鈍らせるリスクを減らすことができると思う…