起きがけの「ラジオ深夜便」…
今日のお話は、『万葉集』を令和関西弁で現代語訳した本がブレイクした佐々木良さん…
放送で紹介された傑作現代語訳がこれ…
来むと言ふも 来ぬ時あるを 来じと言ふを 来むとは待たじ 来じと言ふものを
〈巻四527番歌〉
くんのかい?こんのかい!こんの?くんの?いや こんのかい!
移ろう歴史の中での作品理解とは別に、時代を超えて、直に伝わってくる人間模様…
それを令和関西弁若者言葉に置き換えてみれば、その歌に込められた機微が新鮮によみがえってくる…
恋ひ死なば 恋ひも死ねとや 玉桙の 道行く人の 言も告らなく
〈巻十一2370番歌〉
「キュンキュンして死にそう」っていったら「死ね」っていわれるし
世間は冷たいもんや
ますらをや 片恋せむと 嘆けども 醜のますらを なほ恋ひにけり
〈巻二117番歌〉
イケメンの俺が片想いなんかするかよwっていってたけどしたわwww
uuum…うまいねぇ!絶妙
『万葉集』が笑える歌集になっちゃた…